2019年05月21日

地酒蔵元の酒蔵に飾ってある「杉玉」とは

飾られている状態
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作られた直後の状態
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拡大した杉玉
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酒造蔵元の酒蔵に飾ってある「杉玉」とは
杉玉の起源は、奈良県桜井市の酒神大神神社の
三輪山のスギにあやかったものとされています。

この起源は諸説あり、最も有力なのが奈良県の
桜井市にある大神神社を由来とするもののようです。
毎年11月14日に「今年もいいお酒ができますように!」
という願いを込めて杉玉を吊るされます。

大神神社は三輪山全体がご神体で、
三輪山の杉の木を神木としていたことから、
大物主大神のご神威が宿る杉の葉を束ねて
酒屋の軒先に吊したのが始まりです。

そのいきさつは、
「神代の昔、人々が祝っては酒を飲み、
歌い、踊り騒ぐ姿を見られた神は、
そんなに楽しくなるものなら飲んでみたいと、
天上界から人間の世界へおりようとされました。

神であるが故に人間が暮らす地上におりることが出来ず、
杉の梢(こずえ)でうらやましそうに眺めておられました。

それを見た人々は神の宿るところとして杉玉をつくり、
お酒を供えてあがめてきました。

杉玉が緑から茶色に変わる頃おいしいお酒になったことから、
以来新酒を仕込むたびに新たな杉玉を酒蔵につるし、
祭るようになりました。

当初は「酒箒(さかぼうき)」や「酒旗(さかばた)」
江戸中期には鼓のように束ねた杉の葉を
「酒林(さかばやし)」呼び、
軒先にかけて酒屋の看板としていました。

日本酒の造り酒屋が軒先に緑の杉玉を吊すことで、
新酒が出来たことを知らせる役割を果たした。
「搾りを始めました」という意味である。

吊るされたばかりの杉玉はまだ蒼々としているが、
やがて枯れて茶色がかってくる。

この色の変化がまた人々に新酒の
熟成の具合を物語るのです。

新酒ができたという合図のために緑色の杉玉を掲げ、
その緑が薄くなれば夏酒を、

そして茶色に変わる秋にはひやおろしが
美味しい季節ですよという合図になっているのです。

現在のような球状になったのは
江戸後期になってからのことのようです。

一休宗純の詠んだ杉玉の思い
「極楽は何処の里と思ひしに杉葉立てたる又六が門」


現在では作り手の減少や原材料の確保の問題から、
杉玉自体を見かけることが少なくなってきましたが、
 
街のインテリアショップや酒屋などでは、
軒先に吊るしているのを見かけます。
 
本来の意味合いからは離れてしまったのかもしれませんが
現代においてはインテリアとしての需要もあります。
街中でみかけたら古き良き時代の雰囲気を想いましよう。


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